高嶋式気エネルギー整体講座

開院以来20有余年、いかにして患者さんに喜んでもらえるか。

どうやったらよい結果が出るのか、試行錯誤しながら歩んできました。

せっかく磨いてきた技がこのまま消え去るのはもったいないという思いから、整体講座の形で残していこうと思い立ちました。

世の中には神業のようなことができる人や、神の手と呼ばれる人が存在します。

ここでは神業ではなく、人間業としてだれでも再現可能な整体技法として発表して行きたいと考えています。

それでも普通の人には考えられないようなやり方や信じがたい手法も出てきますが、私としてはこれらのことも誰にでも出来ることだと考えています。

プロ向きの講座のつもりですが、一般の方にも理解できるようできるだけわかりやすく書いていくつもりです。

ここにあるやり方を試してみて面白いと感じた方、やり方がよくわからないという方など、やり方に興味がある方はセミナーなども開催しておりますのでお問い合わせください。

 

全健康を目指す高嶋式気エネルギー整体

気エネルギー整体では一般的な整体と違い、単に腰痛や肩こり骨盤矯正などに対処するのではなく、その人が健康体になるべく、アプローチできるすべてのことをやっていく整体です。

気エネルギー整体を受けることで何の問題もない健康体を目指します。

その手法の中にはもちろん骨格矯正やマッサージのような技法も含まれます。

気エネルギーを使ったストレス解消法などもあります。

できるだけ症状に合わせた細かい説明を心がけたいと思っています。

 

健康と不健康の違い

不健康な人、もしくは体調に異常を訴える人は、おおむね筋肉の状態にコリや張りがあり、過緊張の状態にあります。

そのため骨格はゆがみ、あちこちにひずみを起こしています。

ストレスを抱え体だけでなく、心の不調も抱えている人がいます。

血液、リンパ液、髄液などの体液の流れが滞ります。

ホルモンのバランスが崩れます。

健康な人はこういった問題がないか、あっても軽微なため不調を感じないといえるでしょう。

気エネルギー整体でこれらの問題を解決することで、体は自然と元の健康な状態に戻ります。

 

テーマ(1)筋肉を緩める

筋肉を緩めるためにはコリを見つける必要があります。

筋肉を押さえて硬いところがコリだと思われている方が多いようですがそうではありません。

この固いところを抑え、一定の圧を加えてから横断させるようにゆすると指の腹にコリコリと硬いところが当たります。

これが本当のコリです。

これがわからずにいたずらに硬いだけの筋肉を力ずくでほぐそうとすると、毛細血管が切れもみ返しのひどい状態を作ることになります。

一般の治療院で行われている施術は、ほぐそうとする圧が強すぎて痛めている場合がかなり多いようです。

いた気持ちよさを感じるような施術は受け手としてはうれしいのですが、やや強すぎるきらいがあります。

それよりもさらに強く痛みを感じるような施術は痛めつけて壊しているだけです。

痛みを我慢するような施術はするべきではありません。

気エネルギー整体ではこのコリに気エネルギーを流します。

コリというのは通常エネルギー不足の場合が多く、気のエネルギーが流れるだけで解消できます。

ひどくないコリであればこれだけでいいのですが、様々な要因を含んだ難しいコリがあります。

まずはいくつかのパターンに分けて説明していきたいと思います。

 

高嶋式筋膜スライド

筋膜リリースというテクニックがあります。

一般に行われているものは筋膜リリースと言いながら、よく見てみるとあまり筋膜にアプローチできていないようです。

筋膜というのは筋肉を取り巻く薄い膜のことで、これを強い刺激で触ると筋肉へのアプローチになってしまいます。

筋膜をリリースするためには、皮膚と筋肉の境をうまくスライドさせるのがコツです。

皮膚を触って筋肉まで届かない程度の圧を加え、筋肉を横断させるように数ミリ程度ゆすります。

30~40秒ほどこの手技を行うと筋肉は驚くほど緩みます。

特に膝や肘などの関節部分は特にゆるみがいいです。

この手法は自分自身のコリや痛みをとるのにも非常に有効です。

簡単なのでみんながマスターすれば、家族やグループでも有意義な手法になります。

 

 

筋膜連動療法

例えば治療家によく見られる腰痛の場合、原因が前かがみの姿勢をとることよりも、手先の使い過ぎからくる腰痛の方が多くみられます。

傷んでいる個所よりも別の個所に原因があるパターンです。

例えば、腰痛の一つの原因である腰方形筋のコリは、その痛んでいる個所を触ったまま原因になる三角筋を刺激すると腰方形筋が反応を示します。

この二か所を触ったまま、気エネルギーを流すと同時にゆるんでいきます。

腰方形筋の反射点は、ほかにも前腕の筋肉だったり、手の親指の筋肉だったりします。

傷んでいる個所と、その原因の個所を同時にゆるめることで、根深いコリやしつこいコリをほぐすことができます。

この反射点のことを詳しく書くと一冊の本になるほど膨大になるので、治したい場所ごとに解説したいと思います。

 

 

カウンターストレイン

オステオパシー療法のテクニックの一つにカウンターストレインがあります。

長く同じ姿勢をとり続けた結果、起きた症状を解決するのに優れたテクニックです。

寝転んでスマホに触ったり、座椅子に座って長時間テレビを見たりすると、違う姿勢に移ると痛みやツッパリが出てきます。

こういったことが原因で起きる不具合は、カウンターストレインのテクニックを使って解消するのが最適です。

高齢者の方はこの方法がうまくいくことがよくあります。

 

テーマ(2) 骨格を整える

上部頸椎の調整

頸椎一番二番のゆがみは体全体に対して大きな影響を与えます。

カイロプラクティック院の中で、この上部頸椎の矯正だけを専門にするところがあります。

この一事をもってしても、それぐらい上部頸椎は体にとって重要だということができます。

骨盤矯正などよりも余程重要な手技になります。

ただこの上部頸椎の矯正だけで健康を取り戻せるかというと、そう簡単ではありません。

上部頸椎が歪むとまず脳脊髄液の流れが滞ります。脳脊髄液の流れが滞ると自然治癒力が衰えます。

風邪だろうが傷だろうが痛みだろうが自然治癒力の力で治ります。その力が衰えるとその簡単な症状が治らないということになります。

頸椎が歪むと頭蓋骨に歪みが生じます。

頭蓋骨が歪むと中に納まる目、鼻、耳などの感覚器官に異常を引き起こすことがあります。

慢性的な鼻や耳の異常は頭蓋骨のゆがみが原因かもしれません。

脳の圧迫を引き起こすかもしれません。

頭蓋骨の歪みは当然顔のゆがみを引き起こします。女性にとっては気になるところですね。

頸椎の歪みは身体のバランスを崩します。頭の重心が狂うことから中心線が崩れていきます。

左右のバランスとるのに、骨盤矯正よりも頸椎の調整のほうが重要になってくるのはこういったことも理由の一つです。

上部頸椎を調整することで、これらのことを解決に導きます。

 

骨格矯正、骨盤矯正

実をいうと骨盤矯正、骨格調整にはあまり重点を置いていません。

全体の骨盤や骨格はゆがんだ骨にアプローチするより、それを取り巻く筋肉のほうがより重要だからです。

よく整体や整骨院で、うつぶせになって足の長さの違いを指摘されることが多いと思います。

ここで例えば骨盤矯正をしたとして足の長さがそろったとします。

ところが立ち上がって数歩歩いたのち、再度うつぶせになるとまた足の長さは違っています。

これは骨盤を引っ張っている筋肉を緩めていないから起きる現象です。

骨盤をゆがませる筋肉にアプローチしてこそ、足の長さもそろうし骨格も正常化するわけです。

たまに例外はありますが、筋肉を緩めてから骨格を整えるのが正しいやり方のように思えます。

骨格を整えたことにより筋肉の状態が正常化することもありますが、こちらのほうが稀でしょう。

骨格の調整が優先される場合以外は、筋肉からアプローチしていくのが自然なやり方だと思われます。

 

テーマ(3) ストレスの調整

気エネルギーを使ったストレスの調整がとても重要です。

ストレスの弊害について今更述べる必要もないでしょう。

ストレスによって病気を引き起こしたり、痛みを増幅させたりします。

人間には自然治癒力があり、一時的に体調を崩したりけがをしたりしても自然と回復していくのが本来の姿です。

ところが大きなストレスを抱えていたりすると、自然治癒力が働くどころか反対に身体を痛めつけてしまいます。

たまりにたまったストレスを抜いたり、フレッシュな気を流したりすることで、ストレスの調整を行っていきます。

ストレスの内容をしゃべる必要もありませんし、何がストレスになっているか本人が気づかない場合もあります。

気エネルギーの力で、ストレスにさらされた状態から抜け出すことができます。

ストレスフリーの状態になれば、いつの間にか身体は自然治癒力の力で元の健康な状態に戻っていきます。

 

部位別調整法