九州北部豪雨
朝倉市杷木にある生涯学習センター「らくゆう館」に整体ボランティアに行ってきました。
ここは今回の水害で避難所になっています。
杷木町は実家のある所。
実家は被害はなかったのですが、友人や親せきは多数被害にあわれ、良く知っている場所が今は見る影もない状態です。
私たちが通った国道386号線も、3週間たっても途中片側通行になっていたり、土砂や流木がそこかしこに見られ、水害のすさまじさを語っていました。
らくゆう館では二人で19人の方を施術することが出来ました。
避難してきている方は、家が全半壊したり、土砂で片付けが終わらずに、まだ住める状態ではない方、家族を亡くした方もいらっしゃいました。
3時から開始し、避難中の高齢者の方、夕方から夜にかけては、泥出し作業を終えて避難所に戻ってきた方に施術しました。
実家に泊まれるので、9時まですることが出来ました。
昨年は熊本にも行かせていただきましたが、地震の被害と水害との一番の違いは、住宅に流れ込んだ泥の処理。
重機は使えず、すべて手作業でしなければなりません。
暑い中何日もかかります。
人出はまだまだ足りないようです。
最後に受けていただいた方、
「昼間は片付けで避難所にはいられません。
こうして整体を受けられて本当に良かったです。
今夜受けられると聞いて、楽しみにしていました。」
こんなことを言っていただいて、行った甲斐がありました。
私たちができることは、こんなことしかありません。
写真はメディアなどでたくさん紹介されているので、一枚も撮りませんでした。
被災された方が少しでも早く日常を取り戻すことが出来ますように。
帰りは「ファームステーションバサロ」と「三連水車の里あさくら」でお買い物。
今冷蔵庫の中は、野菜がたっぷりです。
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