骨折少年の活躍
「中学生の暑い夏」の項でもふれた、指を骨折した少年の話です。
7月26日のバレーの練習中に指を痛め、レントゲンで確認したところ中指を2箇所、薬指を1箇所骨折をしていました。
29日当院に来院。
包帯を取ってギブスをはずしてみた。
腫れはさほどではないが軽く指に触れただけで相当の痛がりよう。
触ると痛がるので何センチか離した状態でエネルギーを送ることにした。
しばらくエネルギー注入後、触ってみるとあまり痛くない様子。
指を曲げてみるとかなり曲がるようになった。
もうしばらく続けて指を曲げてみると、深く握りこぶしを作ったときに中指だけが少し痛むだけになった。
30日に再度来院。
同じ事を続ける。
何度も握りこぶしを作る動きをするがほとんど痛みなし。
8月1日。2日。
バレーボール県大会当日です。骨折をしてからまだ6日です。
二日間で4試合。出場することができました。
ブロックで相手のスパイクが指先に当たったときは痛そうでしたが、十分にブロッカーとしてのつとめを果たしてくれました。
残念ながら九州大会には出場できませんでしたが大健闘でした。
骨折がつながったかどうかははっきりしませんが、薬指の痛みはプレー中もないようでした。
試合も終わったので、後はゆっくり休んでください。
お疲れ様でした。
昨日、遠くからわざわざお礼の挨拶にチームメイトと来てくれました。
ありがとう。
がんばった中学生たちに、これからもいいことがどんどんありますように!